デジタルが苦手な人ほど聞いて欲しい!DXに向けた業務効率化セミナー

2023.04.04

デジタルが苦手な人ほど聞いて欲しい!DXに向けた業務効率化セミナー

事業をされている方のおおよそが、未だデジタル化の波に乗れずにいます。しかし、時代の流れを考えると、デジタル化が止まったり、後退するようなことはなく、今後も進んでいくことでしょう。
それなら、波には早く乗った方がいい。『いつか』ではなく『いま』始めることが得策です。
事業のデジタル化や、DXの導入など、DXコンサルタントの德永美紗がご説明します。

DXに馴染みの無い方こそ、参加して欲しい

本セミナーには、デジタル化やITにまったく馴染みの無い方が多数参加されます。
そこで、まずはデジタル化についてのお話をし、導入することで何がどう便利になるのか、その過程をご説明していきます。
その上で、DX化について、成功事例を用いながらご案内。
どのようなツールが使われているのか、そして、自社に当てはめるならどう始めればいいのかをご説明することにより、多くの方に興味を持って頂けるセミナーとしています。

事業のDX化に大きな初期投資は不要です

事業におけるデジタル化の推進を考える時、コストを気にされている経営者が多いと感じます。
というのも、一昔前だとデジタル化にはサーバが必要不可欠でした。このサーバを、大金かけて購入するのが常であったことから、一部の経営者には今も、その感覚が残っているのだと思います。

 

しかし、ここは、意識の改革が必要です。
現代のデジタル化に、コストはほぼかかりません。
というのも、数あるDX化ツールのサービスが、無料プランや初月無料のお試し期間を設けているためです。

この、デジタル化移行に対するコストの激変には、クラウド技術の進化が関わっていると言えるでしょう。クラウド技術により、各種ツールの開発にかかる手間も期間も格段に縮小。開発コストの減少が、利用者にも還元されているという仕組みです。

もちろん、無料でスタートしても機能が劣るようなことはなく、大変よいサービスとなっていますので、まずはここからスタート。使い方を学んだり、ツールとの相性確認をされることをお勧めしています。

DX化のため、人員を配置する必要はありません

DX化の導入にあたり、”専用の人員を確保する必要があるのではないか?”という心配も良く聞かれます。どこかの部署から配置をしたり、もしくは新しく採用すると言うことがあれば、それは大きな負担となります。
また、個人事業主やそれに準ずる企業においては、経営者ご自身で担当している場合も多く、時間も手間も割けない状況であることが多いことでしょう。

 

しかし、こちらも大丈夫です。

DX化された作業からは人が開放されますから、人員の削減に繋がります。
例えば、最近よく見られるレジの無人化を想像してみてください。お客様ご自身がレジ操作を行うため、そこに人員は不要となります。また、金融機関との連携により、記帳の手間も減らせますし、在庫管理も可能となります。何がどのくらい売れたかの自動集計も叶いますし、金銭差異が生じることもなく安心。
バックオフィス業務をDXにまるごと任せてしまえるということであり、人の負担が大きく軽減されること、ご理解いただけるかと思います。
今や、会計ツールをひとつ取っても、数多くのDXサービスが揃っています。
無料期間を活用しながら、まずはスタートし、相性確認をしてみて欲しいと思います。

 

その際、気をつけて欲しいことがひとつ。
“現業務にうまく当てはまるツールを探す“のではなく、”完全に今とは変わる、便利になりそうだと思えるツールを探す”こと。
そうすることで、よりしっかりと、DX化による変化を感じて頂けることと思います。

飲食店などDX化の進んでいない業界こそ、早めの着手を!

飲食店においては、まだ、DX化を進めるところが極端に少ない状態です。(先駆者的な存在は省きます)
このような業界こそ、早めに取り組んで欲しい!
というのも、他に先んじてDX化を進めることにより、多くのチャンスを掴める可能性が広がるからです。

今や、お客様の方が、どんどんデジタル化に感化されている状況。キャッシュレスへの対応含め、デジタル化がなされていない企業においては、危機感を持たなければいけないと言えるでしょう。
とはいえ、最初から、何もかもを変更する必要はありません。
必要とされているところから少しずつ変えていくことにより、業務が徐々にデータ化。すると、そこから見えてくるものがあるはずですから、次第に変化が生み出されていくことと思います。

『最終的にDX化が叶えばいい』というスタンスでスタートすれば、気楽に始められるのではないでしょうか。

企業内で、DX化への意識の統一を図るには

DX化を懸念するのは、経営者だけではありません。従業員においても同様です。
今回のようなセミナーに参加した後、やる気になった経営者が会社に戻り、従業員にDX化を持ちかけてみても、同じく、従業員にやる気になってもらえるかどうかは分かりません。
新たな行動にはどうしても反発が生まれやすいため、まずは、DX化をする意図を理解してもらうことが大切です。

過去の事例ですが、セミナーを受講された方より依頼を受け、後日、その企業へ赴き、従業員も参加されてのDXの説明会を行ったことがあります。
事前に”お困りの内容”についてもお伺いしていたため、企業に合わせたご提案も行い、皆さまに大変興味を持って頂いた結果となりました。
この時に感じたことは、「セミナーへの参加も、経営者がおひとりでされるのではなく、お困りごとを持つ部署の方とご一緒に複数人で参加された方が、よりスムーズなのではないか」ということです。
効果を知ると、やる気になります。従業員も早めに巻き込んでいくことが、スムーズなDX化に必要なことだと感じています。

難しい部分は、専門家のサポートも得ながら進めましょう

DX化は、専門家に依頼することが可能です。
難しい部分は無理をせず、任せてしまいましょう。
しかし、一部、頼めない部分が存在します。
それは、自社の業務における改善点の洗い出し。不便だと感じている部分は、携わる者でないと分かりません。
どの部門で、どのような不便さを抱えているのか、先に洗い出しを行った上で、専門家を頼るといいでしょう。

 

サポートについてですが、例えば、県や商工会議所による”専門家派遣”などがあります。
中小企業診断士によるジャニーマップ作成サポートや、どのようなツールをどう使っていくかなど、アドバイスを受けることが可能です。
専門家に相談をすることにより、失敗の回避にも繋がるでしょう。
DXという初めての取り組みでつまづいてしまうと、一気にやる気が削がれてしまいます。成功体験を得るためにも、専門家への依頼はメリットがあるのです。

総括

デジタル化に拒否反応を持っている方は、少なくありません。
しかしもはや、「嫌だ」と言っていられる時代ではないのです。
若者にとっては、デジタルやIT、DXは当たり前に身の回りにあるもの。「導入していない」という現実は、選択から外されてしまう危機を含んでいるのだと認識しなければいけません。

コンサルタントからの一言

DX化をしない、という選択はあり得ない。そんな時代になっています。いつかはしなければいけない事柄ならば、今はじめましょう。そうすることで、早期のお客様獲得にも繋がるのです。