会社に変革をもたらす!DXを活用した業務効率化セミナー

2023.06.18

会社に変革をもたらす!DXを活用した業務効率化セミナー

「パソコンも使えないけれど……」「もっと大きな企業がするべきことでは?」
DXを推進する場面において、多く聞こえてくる言葉です。
しかし、人員が少ない企業にこそ、DX化を進めて欲しいと考えます。一部の業務をDX化することにより、人員を増やすことと同様の効果を発揮します。そして、その業務に携わっていたスタッフは、他の業務に注力できるようになるでしょう。
難しくないDXの導入について、中小企業診断士の竹本誠がご説明いたします。

ご自身の企業に沿ったDXが、必ずあります

DX化のお話をすると、「何かすごいことをしなければいけないのだろう」と身構えてしまう人が多くおられます。そして、「うちはまだまだ、そんな所まで至っていないから」「IT化もデジタル化もできていないのに」とおっしゃられるわけです。
しかし、DXを、決して難しく捉える必要はありません。
それに、DX化のためのサービスが続々と出てきている今、手間を省きながらも効果を発揮するツールは山ほどありますから、企業は、それらの中から、使い勝手の良い物を選ぶだけでいいのです。

 

DXの定義にはいろいろあります。中には、AIを使ってこそDXなのだという声もあります。
でも私は、LINEグループを作ることで成果が上がったなら、それも立派なDX化だと考えます。企業にとっての画期的な変化こそ、DXの第一歩なのです。

一歩を踏み出すことで、未来が大きく広がった事例です

先ほど、『LINEグループを作ることで成果が上がれば、それはもうDX』というお話をいたしました。こちらの企業は、『取引先との情報交換の場を、FAXからLINEグループに移した』事例となります。
気兼ねの無い取引先との関係性により、発注書などのやり取りも写真にてLINEグループ上で行うようにしたところ、FAXだった頃には会社に戻るまで見られなかった情報がスマホで確認できるようになり、出先・社内が関係なくなったと、作業効率アップに大変喜んで頂きました。

 

また、この一歩が、次なる変化を生み出しました。
企業スタッフの意識改革です。
便利さを体感したことにより、「この作業についてDXはできるのか?」という声が上がるようになったというのです。

 

一歩進んだことにより、そこから新たなアイデアが出てくることは往々にしてあります。
今までDX化と無縁だった企業に変化が生まれる。
自分には関係ないと思っていた人に興味を持って貰える。
この流れこそが、DXにとって非常に大事なことだと思っています。

完成したシステムを活用するので、労力は不要です

最近は、商工会が『DX』について積極的に取り上げていることもあり、多くの事業者様にとって「DX?聞いたことないな」という状態ではなく、言葉自体は聞き馴染みのあるものとなってきました。
そこから、「よく聞くDXってどういう意味?」と感じるようになったなら、ぜひ、当セミナーにご参加ください。
何も知らない所から、まずは一歩進んでみましょう。
興味を持って頂き、ご自身の事業に当てはまるサービスを探し模索していけば、それが”変革”へと繋がるのです。

 

世の中は、ポストコロナからアフターコロナへと進みました。おおよそ3年というこの期間の中で、大きな転換を目の当たりにしてきたことと思います。
ほんの一部の人の物でしかなかったZOOMは、今やお子さまでも使いこなしてしまうツールとなり、一般化しています。
タクシーは手を上げて乗るものではなく、配車サービスが当たり前になりましたし、個人商店でもタッチ決済を取り入れるところが増えました。その他にも、フードデリバリーやサブスク……と、これらはすべて身の回りにあるDX化。日常生活に上手に溶け込んでいます。

それにより、DX化のためのシステムは、一から構築するものではなくなりました。パッケージ化され、簡単に取り入れられるツールとなっています。
無料で取り入れられる物も多く、気軽にお試しすることも可能です。
あまり気負わずに、まずはお試ししてみて欲しいと思います。

新事業へのチャレンジも可能にする、DX化

いろいろな事業者様とお話をしていると、「〇〇をやってみたい」「いま、〇〇に興味を持っている」という、前向きな言葉がよく聞かれます。とても素晴らしいですよね。
しかし、そのまま取り組みを実行に移す方はとても少ないのが現実です。
なぜなら、次に続く言葉が「でも時間が無くて取り組めない」というものだから。これは、あまりに残念な状況です。

 

だからこそ、私はDX化をお勧めしたいのです。
DX化をすれば、その部分の作業がスムーズになります。手間も時間もかからなくなりますから、空いた時間を新事業に充てることが可能となるでしょう。
DX化こそ、時間を作り出す有効な方法なのです。

本セミナーで出来ること

① 事例をご紹介し、ツールをご案内しつつ、”どのようなことができるのか”をお伝えいたします。
② ご自身の事業の業務フローを整理して頂きます。
  すると、多くの方が、現状の業務フローには不便な部分があるのだと、気づくこととなります。
③ その不便さを変えていける最適な方法(DXツール)を考えていきます。

 

いま、DX化のためのツールは非常に多くあります。
名刺管理ひとつをとっても、いくつもツールがある時代。いくらでも選ぶことが可能です。
その際、どこを見ればいいのか。そして、どう選ぶかのについても、丁寧にご案内いたします。

本当に不要なら、DX化はしなくてもいいのです

今まで、DX化の推進について話して参りました。
それは、DX化することにより、便利になるだろうと考えるからです。
しかし中には、必要とされない方もおられます。そのような場合には、私は、決して無理に勧めるようなことは致しません。

 

例えば以前、業務に関するすべての事柄を、一冊のノートで管理されている方がおられました。おひとりで事業をされている方だったので、確かにノート一冊で必要十分だと思われました。
しかし、お話の中で、「ノートの持ち歩きに不便を感じている」との言葉がありました。また、ノートを忘れた時、ノートがいっぱいになり入れ替わった時、やはり同じく不便を感じていると言うのです。
それならと、DX化のご案内を行い、大変喜んで頂けました。

 

DXとは、事業を楽に、便利にするものです。
運用のために無理をしたり、面倒になっては意味がありません。
だからこそ、本当に必要だと思われる方にこそ展開して欲しい。必要だと感じていないのなら、今のままで構わないと思っています。

 

ご自身にとって必要なのか、それとも不要なのか。
まずはそこから、初めて欲しい
と思います。

総括

DX化に取り組む際、作業の見える化が行われます。
そして、今いる人材をどう活かすかについても考えることになります。
これらで得た情報は、DX化のみならず、企業にとって、そして今後の事業において、きっと宝となることでしょう。
DXとは、DX化を検討する段階において既に、最高のシナジー効果が得られるものだと言えるのです。

コンサルタントからの一言

新型コロナウイルスの感染症対策で、働き方も企業の在り方も、大きな変化を遂げました。その柱となっているのがDX。スムーズなDXの導入について、ぜひ一緒に考えていきましょう。